保育園の求人募集は今からが本番

昨今テレビなどで話題になっている保育士の求人問題。



マスコミや国会で潜在保育士は多いが現場で働いている保育士が不足している」と騒いでいますが、実際、職業安定所へ行くと思ったほど求人募集が多くないと思われた方は少なくないと思います。


それはなぜでしょうか?「急募の保育園は何件もあるのに来年度からの募集が少ない」と思われがちですが、実は保育園の求人募集は今からが本番なのです。

なぜ今からが本番なのか、それは保育園という一般企業とは異なる特性が原因なのです。


児童福祉法で園児の人数によって保育士の最低人数が決まるので、その人数を絶対にクリアできるように園では決定までどうしても時間がかかってしまいます。そのため一般企業のように新年度の求人開始時期よりも半年程度遅くなってしまうのです。


保育園の求人人数を決めるポイントは2つあります。



その1・来年度入園者の人数その2・3月末の退職者の人数この2つのポイントを踏まえて園では来年度の求人人数を決定します。

来年度の募集人数が決まり求人を出すのが12月中旬〜1月中旬と言われており早いところでは12月に入れば求人が出ますが、基本的には1月の成人の日以降が目安となります。

特に今年度からは保育士試験が年2回に変更され、第二回目の実技試験が12月10日に実施されました。


結果発表や合格者の保育士登録の手続きに用いる時間などを踏まえると、来年度の保育士募集は例年よりもスローペースになります。

1月中旬ごろになると保育士の新年度合同説明会が各地で開催されてきます。


しかし、すべての園での求人が遅いわけではありません。
実際12月中旬でも来年度の求人が出ている園はいくつもあります。その中でも特にお勧めしたいのが、公共職業安定所主催の保育園見学ツアーです。

近年では、園によっての特色をアピール材料にして、他の園との個別化を図るところが多く、その特色を十分理解し、特色に合った職員を獲得したいため各園では希望者に「見学希望随時受付」と決まり文句のように必ずと言っていいほど求人票に記載しています。

しかし、「受けるかどうか決めてない全く知らないところに1人で行くのは不安」「園の担当者がすごく強引な人で魅力を感じないのになし崩し的に面接を受けさせられたらどうしよう」と不安で見学に行けない人も少なくありません。


そんな人のために見学ツアーがあるのです。



見学ツアーでは、10人程度の見学希望者と公共職業安定所の職員が同伴し、園を見学する企業訪問です。
事前予約限定で定員人数も限られているのでお近くの公共職業安定所で随時チェックして下さい。
この見学ツアー、魅力的な点が他にもあります。

それは、見学予約と同時に見学後に面接が受けられるのです。

(履歴書持参、予約時に面接希望を伝える)もちろん見学終了後の後日でも面接を受けられますが、見学時に園の職員に自分をしっかりアピールして、そのまま面接という流れはなかなか良いのではないのでしょうか。国家を挙げて保育士の処遇の改善を図っているので今改めて保育士は注目すべき職業だと思います。

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